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後援会報・第9号 平成15年3月18日発行
県議会報告 2003年2月県議会一般質問
   新潟県議会議員 斎 藤 隆 景
経済活性・雪国がよみがえる!!
あっという間の4年間でした。本会議場における質問は、自民党では最多の8回を数えました。 一期目最後の2月28日の一般質問について御報告します。

【主題】
観光行政について
はじめに
前号で、南魚沼郡経済の課題と具体策を提案するとお約束しました。 「どのようにしたら、食べていけるのか?」そのことを明快にすることが 「経世済民」すなわち経済ということだと考えます。 南魚沼郡には郡民の全てを潤す源がありません。 金鉱山があるわけでもなければ、大企業があるわけでもありません。 地元に財源がなければ郡外に求めなければなりません。 外から郡内にお金を運んでくる最良の方法論は観光です。 しかし観光産業による郡内経済の活性化と維持は、そう簡単ではありません。 そこで今回の本会議場における、知事に対する質問は 「観光行政の問題点と課題」と題して郡経済の問題に限ってお尋ねしました。

[1]県の観光に対する関りについて
(ア)
新潟県の観光関連の予算は、平成11年度26億6682万円から、 15年度22億2162万円で、他の予算と同じようにかなりの減額となっている。 予算額は数字だけ見れば、かなりの額と思われるが、 その中身の多くは新潟ふるさと村関連等の予算であり、純然とした観光対応の部分は、 スキー観光など極めて少ない。
「知事は、このような予算状況から見て、観光業が県の主な産業の一つであると言う認識が、無いのではないか?」

(イ)
県内観光業の生産量に関る統計は、調査すらしていないのが現状である。 観光消費額の調査と、観光がもたらす経済波及効果や雇用効果を試算して観光振興に 取り組む自治体が急増している。 東北六県や北海道では数年前から調査が実施されている。 因みに宮城県は3827億、福島県は3614億で生産波及効果は、 それぞれ6354億、5505億である。 この事から見ても、県の観光に対する取り組みの遅れが指摘される。 観光客の入り込み数の推移はピークの平成8年に1880万人。 13年は7792万人で4.7%減。県内客4685万人と4693万人であり、 県外客3495万人と3098万人。県外客が減少傾向にある。
「a、何故、落ち込んでいるのか、その診断と治療は? b、県の観光行政に対する知事の評価は?」

(ウ)
本県の観光は、降雪期と無雪期に大別されると考えるが、 県の対応は必ずしも明確には分けていない。 その場の思いつき企画に終始しているようにさえ思われる。 二つの季節による観光の在り方は、 自然条件や気象条件などの違いの他に施設など、 さまざまな状況の違いもあることから
「降雪期と無雪期それぞれの観光について、課題の究明と対策を検討すべきと考えるが、知事の所見は?」

[2]冬季観光について
(ア)
平成15年度のスキー観光予算は1391万円で、 新潟ふるさと村宣伝費が4317万円であることを考えると極めて少ない。 県内72のスキー場に真剣に対応しているとは、とても考えられない。 また県内のスキー場の利用客状況は、平成4年の1497.4万人をピークに 平成13年918.7万人と42%の減少となっている。 因みにボーダーは、42%である。
「a、この予算は何に使われるのか? b、そしてスキー客を増加させるために県はどのような施策をしてきたのか?」

[3]南魚沼郡の無雪期観光について
(ア)
いわゆる通年観光を目指して参加型、長期滞在型などの抽象的なものだけが選考して、 何で参加を促すのか、何を提供して長期滞在してもらえるのか具体的回答がない。
「県は、どのようにしたら、そのような観光が達成されると考えているか? 通年観光については如何か?」

(イ)
六日町は二順目国体の自転車ロードレース会場に内定していただいたが、 三国川ダム「しゃくなげ湖」の周遊コースを公認コースとして決定されれば、 この地域の交通事情から常設コースとして周知され、 結果として数多くの公認レースが開催され日本の自転車ロードレースの拠点になるものと確信している。 日本自転車振興会の後援を受けて様々な施設整備をすればスポーツ型観光が提案できると思う。
「このような計画について知事は、どのように考えるか?」

(ウ)
塩沢町が国体の硬式テニス会場に決めていただきましたが、 既に22面のコート整備も計画され、 今後はテニスの各種大会や合宿などを対象としたスポーツ観光の可能性が考えられる。
「このような取り組みをどのように思われるか?また県の具体的支援策は?」

(エ)
佐賀県などを皮切りに20年ぐらい前から県立武道館を建設する県が増えている。 長尾氏発祥の地である塩沢町に県立武道館を整備して新たなスポーツ・タウン構想を提案したい。
「知事はこうした提案をどのように思うか?この投資は経済効果からも 十分な成果が得られるものと確信するがPFIの導入も視野に入れて支援してもらいたい。」

(オ)
柏崎美術館は、単なる美術館ではないことが再々、執行部から説明されているが 「学ぶ、作ってみる」といった参加型の新しい文化創造施設として理解している。
「県民文化の向上や、それを目的とした観光客の誘致のためにも同様の施設を県内各地に 拠点展開すべきと考えるが如何か?」
陶芸や絵画などの文化的趣味に参加できる文化創造施設を新潟県の表玄関である南魚沼郡や、 妙高高原などの主たる観光地に整備することによって文化・長期滞在型観光地として 経済量や雇用の拡大につながると確信している。
「このようなフランを推進する考えはないか?」

[4]要  望
大和町には既にレク都市公園が整備中だが、此処に温泉施設を併設することは全町民の要望です。 法律の改正も予定されているので、この計画が成就するように配慮ねがいたい。 また県は「新潟歩く旅づくり」に450万円の予算を計上しているが塩沢町本町通りの 改修工事では土木部の配慮で雁木を施設する道路が誕生する。 「歴史街道・牧之の道」こそ、県の歩く観光に寄与すると思う。 土木部に感謝して質問を終わります。

今回の本会議場における一般質問は、郡内経済の建て直し策の検討だけに絞り込んでやらせていただきました。 予想通りに知事並びに執行部の回答は、抽象的で中身に乏しいもので、 県内経済の現況を裏付ける元気の出にくい答弁でした。 しかし自転車ロードレースは、しゃくなげ湖で了解を得られたと思いますし、 塩沢町のテニスについても支援を受けられるものと考えています。 レジオネラ対策については、これから6月を目処にした県条例の提案に向けて作業に入りたいと考えています。 他に「ILコシヒカリ」や「堆肥型農業・循環型」「硝酸態窒素の問題」 「担い手農家の育成・法人化対策」など米所魚沼の農業の問題、そして平成16年11月に控えた合併の問題など今まで、 ゆっくりと過ぎてきた時代が一挙に大きく様変わりしようとしています。 「時代の交差点で役に立ちたい」

【万景峰号九二号新潟寄港について】
1月29日、警視庁公安部調べにより、北朝鮮の工作員への工作指令が万景峰号で行われていたことが明らかになりました。 これ迄も、関係者から「不正送金や兵器転用可能な戦略物資の不正搬送などの違法行為に関与している」 と指摘されてきた「疑惑の船」でした。 私たちはこれに先立ち1月15日朝、新潟西港に入港した万景峰号関係者に対し、 帰国者5人の家族を返すことを求め抗議活動を行いました。 即に新聞、TV等で報道されたところですが現場に出かけ、改めて国交が正常化されないどころか、 終戦処理が終わらない休戦状態の国との関係の難しさを痛感しました。 北朝鮮のミサイル(ノドン)の照準は100発もが日本に向けられています。 核開発疑惑どころか、既に核兵器の保持が現実のものとして報道されています。 日々刻々と高まる北朝鮮の戦争準備への不安。危険な「ならず者・テロ国家」の隣国として、 私たちは毅然と核・化学兵器の完全廃棄と拉致事件の全面解決を要求し続けなければなりません。 工作活動の拠点、不正送金の手段としての「万景峰九二号」の新潟寄港に厳格に対峙することは当然です。 このための法整備を急がねばなりません。

【亀井静香先生と桜井新先生から激励】
3月16日、越後湯沢町ナスパニューオータニに於いて、 衆議院議員亀井静香先生による講演会を開催させて戴きました。 当日は、南魚4町の町長や議員を初めとし、各界から多くの方々よりご出席頂き、 盛会の内に催しました。4人の町長と共に斎藤県議から、 新三国トンネル建設や、17号線バイパスの早期完成、 高規格道路八箇トンネルの早期着工等の南魚沼4町町民の願いが陳情書として、 亀井先生の手にしっかりと手渡されました。これに対し4町の町長を代表して、 村山湯沢町長より謝意の挨拶があり、斎藤県議への激励のエールをいただきました。 これを受け、亀井先生は講演の中で国際情勢不安の問題から清津川ダム中止の問題にも触れ、 何と言っても国内景気の回復の重要性を訴え、そのためには、 まず地方の景気回復が不可欠であると斎藤県議を激励しました。 そして、亀井先生に続き、応援に駆けつけて下さいました参議院議員桜井新、 渡辺輝夫秘書より、「成長なくして改革なし」の精神から、 地方から国を動かすという重要な地方政治の場に斎藤県議は不可欠であると 激励の挨拶を頂き斎藤県議も感激ひとしおでした。 この地域にとって意義ある時間を、多くの参加者の皆様と共有させて頂く事ができました。 決意を新たにすると共に心より御礼申し上げます。ありがとございました。

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